カビ関連試験

カビDNA塩基配列解析・分子系統解析

遺伝子解析によるカビの種レベルの同定はITS rDNA領域が基本です。最新の分類体系を反映させて報告をします。

同定試験セット(Standard)

DNA塩基配列解析と形態観察として細菌ではコロニー色調、細胞形態、グラム染色性、芽胞形成能の4項目を分類群にあわせて観察ます。

ISO/IEC 17025認定同定試験 – DNA塩基配列解析 –

「遺伝子解析による細菌及び真菌 (カビ、酵母) の種の同定」に関して、試験所認定制度の国際規格であるISO/IEC17025の認定を ペリージョンソンラボラトリーアクレディテーションインク より取得しています。

Rapid解析・カビ形態Rapid

Rapid解析は微生物同定データベース、国際塩基配列データベースに相同性検索を行い簡易分子系統解析から帰属種・近縁種を同定します。

微生物確認試験

培養条件(好気、嫌気、高温、低温など)や対象微生物(芽胞菌、大腸菌、乳酸菌、酢酸菌、放線菌など)をご指定いただき、細菌・酵母・カビを対象に目的に合わせた微生物を分離します。

微生物分離

微生物分離は培養条件(好気、嫌気など)や微生物(芽胞菌、乳酸菌、酢酸菌など)を指定いただき、目的に合わせた微生物を分離します。

カビPremium

カビの帰属種・近縁種を同定する際、当社がお薦めする試験セットです。DNA塩基配列解析 と形態観察などの性状試験を組み合わせます。

カビ機能遺伝子解析

カビの同定は主にITS領域およびD1/D2領域の塩基配列を使った解析が行われますが、機能遺伝子解析が有効な場合があります。

きのこ同定試験

きのこの同定は、従来の子実体の形態的特徴に基づく手法とDNA塩基配列解析 (ITS領域またはD1/D2領域) がよく用いられます。

その他追加試験 (カビ)

カビのその他追加試験では微生物株のアフラトキシン生合成遺伝子や生育性、耐熱性など評価する試験です。

菌数測定 (培養法)

細菌、カビ、酵母を指定の培養条件 (好気/嫌気、温度、培地の種類など) や芽胞菌、乳酸菌などの特定の微生物の菌数測定を行います。

抗菌性試験

抗菌性物質や抗生物質の抗菌作用をディスク拡散法 やMIC測定法(平板希釈法および微量液体希釈法) で行います。

菌種情報調査サービス

論文や専門書を用いて学名から分離源、至適生育温度、抗生物質耐性など、その菌種に関する性状を調べます。

保存アンプル作製・微生物株保管管理

L-乾燥法を用いた保存アンプル作製を行います。特許期間中、微生物株を維持できる条件に適合する方法として寄託機関が採用しています

カビ形態観察

カビの分類学上重要な形態学的特徴を調べ帰属分類群を同定を目的とした試験です。カビ第一段階試験は属レベルの帰属分類群を同定します。

MALDI微生物同定試験 (Biotyper)

細菌、カビ、酵母のタンパク質マススペクトルを取得し、データベースと照合することで、検体の帰属種・近縁種を同定します。