説明
医薬品や食品・飲料メーカーなどで衛生管理を担当され、特に迅速性を要求されるお客様にお勧めです。
DNA塩基配列解析には、当社が微生物の同定用に開発した微生物同定システム「ENKI®」を使用します。相同性検索は、当社の微生物同定用データベースと国際塩基配列データベース (DDBJ/ENA(EMBL)/GenBank) に対して行い、最終的に分子系統解析の結果から帰属・近縁種の同定を行います。
カビ形態 Rapidは、顕微鏡観察写真、識別可能なレベル(基本、属レベル)までの分類群の同定結果および帰属分類群のバイオセーフティレベル(BSL)の情報を報告いたします。
文献による「菌種情報調査サービス」もご用意しております。
同定された微生物種についての一般性状を当社保有の文献より調査いたします。
試験内容
カテゴリー | 項目 | 遺伝子領域 | 説明 |
細菌・放線菌 | 16S rDNA‐500 Rapid | 16S rDNA 上流側約500 bp | 細菌・放線菌の簡易的な近縁種の推定に有効です。日本薬局方の「遺伝子解析による微生物の迅速同定法」を準用 |
酵母 | 26S rDNA-D1/D2 Rapid | 26S rDNA D1/D2 | 酵母の近縁種の推定には、D1/D2領域が有効です。 |
カビ | ITS rDNA Rapid | ITS1+5.8S rDNA+ITS2 | カビでは、ITS領域のデータベース化が進んでおり、帰属・近縁種の同定に有効です。近縁種の推定に有効な分類群も多数あります。 日本薬局方の「遺伝子解析による微生物の迅速同定法」を準用(一部の分類群ではD1/D2領域のデータが充実) |
28S rDNA-D1/D2 Rapid | 28S rDNA D1/D2 | ||
カビ | カビ形態 Rapid | 顕微鏡観察 | コロニー形態および細胞形態の特徴(菌糸、分生子など)を顕微鏡で観察します。識別可能なレベル(基本、属レベル)までの分類群の同定をします。 |
価格・納期
カテゴリー | 解析項目 | 単位 | 単価 | 目安納期 中間報告 |
細菌・放線菌 | 16S rDNA‐500 Rapid | 株 | 31,500円 | 4営業日 中間報告:2営業日 |
株 | 27,300円 | 4営業日 中間報告:3営業日 |
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酵母 | 26S rDNA-D1/D2 Rapid | 株 | 31,500円 | 4営業日 中間報告:2営業日 |
株 | 27,300円 | 4営業日 中間報告:3営業日 |
||
カビ | ITS rDNA Rapid | 株 | 27,300円 | 4営業日 中間報告:3営業日 |
28S rDNA-D1/D2 Rapid | 株 | 27,300円 | 4営業日 中間報告:3営業日 |
|
カビ | カビ形態 Rapid | 株 | 14,300円 | 4営業日 中間報告:3営業日 |
※1 中間報告は、BLAST相同性検索の結果をE-メール、またはFAXで報告いたします。報告書の結論と異なる可能性があります。
ご依頼前の同意事項
ご依頼前の同意事項、ご依頼前の同意事項(共通) およびテクノスルガ・ラボ基本約款 を確認してお申込み下さい。
・ 見積書・注文書の取り交わしを省略し、依頼書および検体のご到着をもって注文とし、解析を開始します。
・ 純粋培養された検体に限り直接試験を実施します。(混釈培養物、液体培養物は即時解析できません。平板塗抹による純粋培養物をご用意下さい。)
・平板培養物のコロニーから、解析対象とするコロニーをマジックなどで印を付け必ずが指定ください。
・ 一度にお受けできる検体数は、1依頼あたり8株までです。
・ 検体受付の前営業日 17時までに依頼書の到着がない場合、所定の日数での報告ができないことがあります。
・ コンタミネーションにより単離や、当社での再培養を行う必要(常用培地、好気培養以外)がある検体は、別途有償での作業が必要となります。
・ 複数の帰属種の同定候補がある場合や新規分類群に該当する可能性がある場合など、帰属・近縁種の同定が困難なことがあります。
・ カビ 形態Rapidは、衛生管理向けの迅速な解析です。分類群や培養品の状態によっては、帰属・近縁種の同定ができないことがあります。
また、結果に添付する顕微鏡写真などは、学術研究報告向けを想定するものではありません。
・ ITS rDNA Rapid 、26S(28S) rDNA-D1/D2 Rapidでは、テレオモルフ(有性時代)とアナモルフ(無性時代)の判別はできません。
・ スラント、保存アンプル作製などの培養を含む追加試験を行う場合、別途菌株の再送をお願いすることがあります。
・ ご依頼前の同意事項(共通)を必ずご確認下さい。
・ 純粋培養された検体に限り直接試験を実施します。(混釈培養物、液体培養物は即時解析できません。平板塗抹による純粋培養物をご用意下さい。)
・平板培養物のコロニーから、解析対象とするコロニーをマジックなどで印を付け必ずが指定ください。
・ 一度にお受けできる検体数は、1依頼あたり8株までです。
・ 検体受付の前営業日 17時までに依頼書の到着がない場合、所定の日数での報告ができないことがあります。
・ コンタミネーションにより単離や、当社での再培養を行う必要(常用培地、好気培養以外)がある検体は、別途有償での作業が必要となります。
・ 複数の帰属種の同定候補がある場合や新規分類群に該当する可能性がある場合など、帰属・近縁種の同定が困難なことがあります。
・ カビ 形態Rapidは、衛生管理向けの迅速な解析です。分類群や培養品の状態によっては、帰属・近縁種の同定ができないことがあります。
また、結果に添付する顕微鏡写真などは、学術研究報告向けを想定するものではありません。
・ ITS rDNA Rapid 、26S(28S) rDNA-D1/D2 Rapidでは、テレオモルフ(有性時代)とアナモルフ(無性時代)の判別はできません。
・ スラント、保存アンプル作製などの培養を含む追加試験を行う場合、別途菌株の再送をお願いすることがあります。
・ ご依頼前の同意事項(共通)を必ずご確認下さい。
分析のご依頼は、以下のファイルよりお申し込み下さい。
Rapid解析(DNA特急)
依頼書【細菌Rapid解析】
476.80 KB 53 downloads依頼書【酵母Rapid解析】
474.83 KB 15 downloads依頼書【カビRapid解析】
474.74 KB 10 downloads通常試験