細菌 生理・生化学的性状試験/その他追加試験

説明

特許庁「特許・実用新案 審査基準 第Ⅶ部 特定技術分野の審査基準 第2章 生物関連発明」の「分類学的性質の記載要領付録1(http://www.jpo.go.jp/shiryou/kijun/kijun2/pdf/tjkijun_vii-2-furoku1.pdf)」に従った試験や、染色(鞭毛染色、芽胞染色など)、細菌特殊構造の観察などの追加試験が可能です。ご要望に応じた試験・分析を提案いたしますので、お問い合わせ下さい。
例えば、Bacillus cereusの16S rDNAはB. anthracis(炭疽菌)の16S rDNAと酷似しており、DNA塩基配列解析のみでは両者の識別は困難であることが知られています。そのため、B. cereusグループでは、B. anthracisではないことを確認することが極めて重要です。当社では、B. anthracis否定試験を始め、B. cereusの下痢毒素および嘔吐毒素の産生能を推定する下痢毒素検出試験およびCRS遺伝子検出試験も可能です。
その他、以下に示すような菌株の耐熱性や至適生育条件を確認する試験なども用意しています。

試験内容

項目 概要
B. anthracis否定試験  溶血性、運動性、レシチナーゼ活性より、検体がB. anthracisに帰属する可能性を確認します。
下痢毒素検出試験 B. cereusなどが産生する下痢毒素をイムノクロマト法にて確認します。
CRS遺伝子検出試験 B. cereusなどが産生する嘔吐毒素の産生関与遺伝子(CRS遺伝子)をPCR法にて確認します。
溶血性試験 血液寒天培地上でコロニーの周囲に溶血環が認められるか否かにより、溶血性の有無を確認します。菌種によっては、動物種(ヒツジ、ウマなど)に対する、溶血能力が異なることもあります。
耐熱性試験(定性、定量) ご指定の条件による加熱処理後、培養による生育性から耐熱性の有無を判定します。
食品衛生検査指針では、耐熱性芽胞の有無は沸騰水中で10分加熱後の生育性を確認することとされています。試験を希望の際には、試験の条件をご相談下さい。
至適生育条件確認試験 培養液中の有機酸(クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、ギ酸、酢酸、フマル酸、プロピオン酸、iso-酪酸、n-酪酸、iso-吉草酸、n-吉草酸の13種類)をHPLCにより定量します。
有機酸分析  細菌の代謝および資化による培養液中の有機酸組成変化を把握できます。

価格・納期

項目 検体数 単位   単価  目安納期 
B. anthracis否定試験 1 14,000円  5営業日
中間報告:3営業日
下痢毒素検出試験 1 9,000円  3営業日
CRS遺伝子検出試験 1  17,000円  5営業日
中間報告:3営業日
溶血性試験 1  6,000円  8営業日
耐熱性試験(定性)  1 17,000円   10営業日
耐熱性試験(定量)  1 22,000円    10営業日
至適生育条件確認試験  1 20,000円     10営業日
 有機酸分析  1 53,000円    22営業日 
 2~ お問い合わせ下さい。

・常用培地以外の培地や嫌気条件での培養などを指定の場合、追加費用が必要となります。(【ガイド】検体送付と追加費用のご案内を参照下さい)
多検体での依頼の場合の目安納期は、お問合せ下さい。

ご依頼前同意事項

ご依頼前の同意事項、ご依頼前の同意事項(共通) およびテクノスルガ・ラボ基本約款 を確認してお申込み下さい。

・ ご依頼前の同意事項(共通)を必ずご確認下さい。

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