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サービス

カビ形態観察

試験のポイント

  • 経験豊富な技術者による形態観察

  • コロニー性状および細胞形態観察結果の顕微鏡写真付きで報告

サービス概要

試験対象
カビ
試験内容および目安納期
カビ形態観察(17営業日)
カビ第一段階試験(考察無:22営業日/考察有:25営業日)
カビ第二段階試験(考察無:32営業日/考察有:35営業日)

カビの分類学上重要な形態学的特徴を調べ、帰属分類群を同定することを目的とした試験です。
カビ第一段階試験は、巨視的および微視的形態観察により、属レベルの帰属分類群を同定します。分類体系は、原則として「Index fungorum」あるいは「MycoBank」に準拠しています。
カビ第二段階試験は、カビ第一段階試験あるいはDNA塩基配列解析、カビ形態Rapid試験、カビ形態観察の追加試験として、精細な形態観察を行い、文献記載データと比較し、総合的に種レベルの帰属分類群を同定します。
特に、DNA塩基配列解析の追加試験として実施することで帰属種・近縁種との総合考察※1が可能です。

  • 考察:同定に至った経緯の文章説明

受入可能な検体

種類必要量備考
平板培養物1 枚当社での培養確認を必須とします。培養条件をご指示下さい。液体培養物から直接解析を実施する場合、承諾書にご署名をいただきます。
液体培養物1 本
スラント ( 斜面培養物)
アンプル
凍結保存品 ( グリセロールストック)

解析プロセス

カビ第二段階試験(考察あり)のの場合

純度確認
複数培地での培養
巨視的観察
微視的観察
文献比較
考察

納品内容

試験項目報告内容付属データ
カビ形態観察コロニー性状、菌糸および胞子などの細胞形態・ 巨視観察像 (コロニー)
・ 微視観察像 (形態)
カビ第一段階試験・ コロニーの直径、色調 (表面・裏面) 、表面性状、可溶性色素産生の有無など
・ 栄養菌糸、無性生殖器官、有性生殖器官など
・ 考察 (同定に至った経緯の文章説明)
・ 同定結果
カビ第二段階試験・ コロニーの直径、色調 (表面・裏面) 、表面性状、可溶性色素産生の有無など
・ 栄養菌糸、無性生殖器官、有性生殖器官など
・ 文献記載情報との比較
・ 考察 (同定に至った経緯の文章説明)
・ 同定結果

報告書サンプル

価格・納期

試験項目単位考察※1なし考察※1あり
単価(税抜)目安納期単価(税抜)目安納期
カビ形態観察27,000 円17 営業日
カビ第一段階試験39,000 円22 営業日~44,000 円25 営業日~
カビ第二段階試験107,000 円32 営業日~113,000 円35 営業日~
  • 考察:同定に至った経緯の文章説明



依頼書のダウンロード

ご依頼前の同意事項

  • 担子菌類や卵菌類 (ミズカビ類) などの生育が微弱な微生物株、特殊な培養条件に起因して形態観察による特徴付けが困難となる微生物株では、形態観察が行えないことがあります。
  • ご依頼前の同意事項 (共通) を必ずご確認下さい。
  • 検体の生育性の有無や培養時間は、その菌の性状に依存します。当社は試験の遂行に最善の努力を払いますが、実施の確実性を保証するものではありません。
  • 培養条件や培養スケールの違いにより、菌株の性状が変化する可能性があります。これらの試験結果への影響について、当社は保証するものではありません。
  • 培養は、お客様のご指定、または当社で適当と判断した培養条件で行いますが、十分な生育が得られることを当社は保証するものではありません。
  • バイオセーフティレベルは、細菌「日本細菌学会バイオセーフティ指針」、カビ・酵母「Atlas of clinical fungi」または「各微生物株保存機関の情報」を採用しています。他の機関や海外の情報とは異なる場合があります。
  • バイオセーフティレベルは、病原体の危険度レベルに基づく分類です。結果に報告されるバイオセーフティレベルは、当社がその安全性(危険性)を保証するものではありません。
  • バイオセーフティレベルは、各微生物種に対し定められています。報告書で示すバイオセーフティレベルは目安であり、検体自体のバイオセーフティレベルを示すものではありません。

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