PFGE解析 (株識別)

説明

PFGE(パルスフィールドゲル電気泳動)解析は、ゲノムDNAを任意の制限酵素にて消化し、断片化されたDNA分子を電気泳動してバンドパターンを比較する方法です。断片化されたDNA分子は数百kb程度と大きいため、パルス電場にて電気泳動を行います。DNAバンドパターンが一致するか否かによって、菌株の異同を推定する解析です。高い再現性と識別能を持ちますが、帰属種や菌株により適する制限酵素や電気泳動条件などが異なるため、事前に文献調査などが必要です。
製品や原材料、製造水、製造ライン、包装容器などの異なる分離源、または異なる時期に分離された菌株のうち、同じ菌種に帰属する複数の菌株について、株レベルの同一性確認を行います。
酵母(Saccahromyces cerevisiae)の株識別も可能です。酵母では制限酵素は使用せず、染色体DNAのバンドパターン(核型)により株の異同を推定します。

【解析可能種(一例)】
細菌
Escherichia coli、Hafnia alvei、Neisseria gonorrhoeae、Pseudomonas aerginosa、Salmonella typhimurium、Streptococcus equi

酵母
Saccahromyces cerevisiae

試験内容

項目 概要
PFGE解析 1.前培養
2.サンプルプラグの作製、溶菌処理、除タンパク処理
3.制限酵素処理
4.電気泳動
5.結果のまとめ

報告内容・報告書サンプル

項目 報告内容 参考データ 
PFGE解析 ・電気泳動像
・考察
 ・電気泳動像

必要検体量・送付方法

区分 必要検体量 送付方法
培養物 平板培地 1枚
(または斜面培地 1本)
純粋培養された平板培養物、または斜面培養物を常温もしくは冷蔵(クール便)でお送り下さい。

価格・納期

項目
内容(解析例)  単位 価格 目安納期
PFGE解析 2株で、制限酵素1種類を用いた場合
※制限酵素1種類で1株増えるごとに+24,000円~25,000円/株 
詳細はお問い合わせ下さい。
114,000 2~8株:20営業日
9株以上:30営業日
2株で、制限酵素2種類を用いた場合 170,000円 
3株で、制限酵素2種類を用いた場合 204,000円 
2株で、制限酵素3種類を用いた場合 226,000円 

・常用培地以外の培地や嫌気条件での培養などを指定の場合、追加費用が必要となります。(【ガイド】検体送付と追加費用のご案内を参照下さい)
・PFGE解析は、1回につき16株まで同時に泳動可能です(両端にマーカーを流します)

<オプション>デンドログラム作成/DNA多型解析

項目 単位 単価 目安納期 
デンドログラム作成/DNA多型解析
3株以上で作成)
レーン 3,000円  5営業日
10株以上はお問合せ下さい)

依頼書の入手と同意事項の確認

ご依頼前の同意事項、ご依頼前の同意事項(共通) およびテクノスルガ・ラボ基本約款 を確認してお申込み下さい。

制限酵素の種類によっては、別途、制限酵素購入費用を負担していただきます。
  近縁種の文献に従ったプロトコールにて分析します。
・帰属種の異なる菌株は分析条件が異なるため、同時に解析することはできません。
・プロトコールの指定がある場合は、別途ご連絡下さい。

菌株間の比較のため、最小検体数は2株となります。
  ご依頼前の同意事項(共通)を必ずご確認下さい。

分析のご依頼は、以下のファイルをダウンロード頂きお申し込み下さい。